八女市星野村は玉露の里として有名で、毎年日本一の玉露を輩出するほどすばらしい玉露が採れる産地です。その星野村では、昔ながらの栽培方法にこだわって育てた玉露を
伝統本玉露と呼んで区別しています。
伝統本玉露の栽培方法は、「自然仕立て」と言い、茶樹の枝を剪定をせず、自然に伸ばし、新芽が1葉〜1.5葉出たら、遮光します。被覆資材は黒い化学繊維ではなく、天然素材の稲ワラで編んだ「すまき」を使用し、95%以上遮光で20日間以上被覆をおこないます。
最近の茶葉の収穫はほとんど機械で行われますが、「伝統本玉露」に関しては、現在でも人の手で摘みとります。
こちらのお茶はその手間暇かけた茶葉を熟練の技で、まったりとしたお茶に仕上げた最高級品です。
一口含めばとろりとした甘さとまろやかな風味が口の中を駆け抜けます。
茶農家だからできる茶畑直送のお茶。
品種:やまかい
仕立て:自然仕立て
摘採:手摘み
遮光:稲藁による棚被覆
圃場:星野村土穴地区
標高:178m